幸せであることの裏側・・・—kosococo.姉

CNNニュースを見ていて、とても複雑なニュースがながれました。

それは、世界的なバナナ生産企業、チキータ・ブランズ・インターナショナル社
(本社・米オハイオ州)は14日、
コロンビアのゲリラ組織の脅しに応じて資金提供していたことを認め、
米司法省に罰金2500万ドル(約29億円)を払うと発表した。
ロイター通信などによると、チキータ社は97年から04年にかけて右派民兵組織、
コロンビア自警軍連合(AUC)に約170万ドル(約2億円)を提供した。

左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)や民族解放軍(ELN)にも
同様の資金提供をしたとされる。
3勢力とも米国政府から「テロ組織」に指定されている。

同社は04年6月までコロンビアで事業をしており、
資金提供について「従業員の生命を守るためだった」としている。
司法省は03年に同社から資金提供について申告を受け、捜査してきた。
コロンビアでは左右両派と国軍による内戦が40年以上続いている。

というニュース。
実際にバナナ畑や、出荷する際に何人かの血がながれていた現状があって
チキータとしては、労働者が安心して働けること。
バナナの出荷数の安定もあってのことだろうが・・・。
スーパーに行くと、山のように積んであるバナナ。
いつでも手に入るバナナ。
このような環境下から送られてくるバナナ。
生活・環境の差というか・・・
平和ボケしすぎて想像もしなかった。
このニュースは、いろんな意味でショックでした。

*お詫び
 今週の土曜日の夕刊フジ「果物にあやかろう」内に
 掲載決定と記載しましたが、今回はなくなりました・・・残念。



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