母の日に母娘お揃い—kosococo.妹
母の日、皆さんはどう過ごされましたか?
母の日前日、街を歩いていると、
まあ、お花を持っている人の多いこと!
各家庭、色々な事情はあれど、
みんなお母さんがいるのだな~と
当たり前のことを思い、皆、誰かの子供なんだなと実感するのです。
私は以前、姉と違って料理をしない派だという事をこのブログ内でお話しましたね。
でも、なんだか最近、母の味を誰かが受け継がなければ…と思うようになったのです。
母の料理は、おいしいのです。
母が長年鍛えて来たこの味を受け継がなきゃもったいないと思うようになり、
最近、母にお料理を教えてもらう迄になりました。
これまで、自分の料理をあまりおいしいと思った事がありませんでした。
多分、レシピ通りにやりすぎるせいです。
応用ができないので、好みの味にもっていけなかった。
でも、母の味は間違いがない。
それをそのまま自分ができると、
意外と自分が料理を難しく考えすぎていたのかもしれないと分かります。
確かに、プロとしてお客様に出すのであれば、
色々難しいのかもしれませんが、
私はプロになるつもりはないので、
自分や周りの人においしいと感じれば、それでいいのです。
プロには出せない味があるはず。
だから、母の「だしはこんくらい、醤油はこんくらい」そんな感じでOKなのです。
おいしければ。
ちょっと苦手意識を持ちすぎていたのかも。
料理を初めてみようかな、と思うきっかけにもう一つ。
私は食への興味が薄いのに、
姉の影響もあり、なぜか評価は厳しい。
そして、私の友達は料理好きが多いのです。
私自身は食に興味が元々興味うすいのに、
なぜか料理好きが周りに集まってくる。
おいしいものを周りが作ってくれるから、
自分はわざわざしなかったのかもしれません。
でも、ふと「なぜ皆料理をこんなに楽しそうにやるのだろう?」と思うようになりました。
私がサーフィンを初めたきっかけと一緒。
元々海が嫌いだった私。
でも「なぜ皆海にはまるのだろう?」それを知りたいと思ったのです。
どうして人が波乗りにはまるのか?
その感覚と一緒。
なぜ、人は食に、料理にはまるのか?それが知りたいと思ったりしたのでした。
で、今年の母の日は、
娘料理で遅咲きデビューにちょっと喜んでいた母と
お揃いの包丁とまな板セットにしました。
これで、母娘、キッチンで料理を作る。
素敵な絵です。
少なからず、食を職にしている姉も母の影響を大きく受けています。
いつか母の味を私も出せるようになれば、
自信をもって「私は料理します」と言えるようになるのだろう、と、
今から楽しみに思うのでした。