「マクロビオティック」っておいしい!?—kosococo.姉
皆さんは、「マクロビオティック」ってご存知ですか?
調べてみると・・・
マクロビオティックとは、
身体にストレスがかかる食品(肉、精製された砂糖、乳製品、食品添加物など)を避け、
玄米、野菜、豆、海草といった食品を、
季節や体調に合わせた選び方と調理方法で
料理したもの。
マクロビオティックの食事をすることにより、
自然のエネルギーを、身体と心に送り込むことができ、
人間が本来持っているはずの自然のバランスを取り戻すことができます。
身体や心の不調が軽減され、思考がクリアーになって判断力が鋭くなり、
疲れにくくなります。
体型がすっきりする、肌がきれいになるなどといった
嬉しいオマケもついてきます。
顔つきまで変わってしまうのです
とありました。
有名人がこのマクロビオティックを試したことをキッカケに
一時この言葉・調理法を多くのマスコミ・飲食店でとりあげ「流行」となった時期もありましたね。
その頃の私は、朝から晩まで働き、食事も取れれば取る。とれても早食い。
仕事内容も時間が経っても、日にちが経ってもおいしい・腐らない。
なんていうマクロビオティックの考え方とは、正反対のものでした。
そのころから少しづつ「食事のあり方とは?!」「素材の大切さとは?」を
考え始めていた私は、
その頃話題になっていた「マクロビオティック」を取り入れていた
レストランやカフェ、お弁当など食べまわりましたが・・・
どれも色合いが素朴すぎて楽しくない。
味もない=寂しい感が強く、身体と心にやさしいとはいえ、
一番楽しい時間であってほしい食の時間が味気ない・・・と感じてしまい
価格は高いばかりで、おいしくない・・・というのが正直な気持ち。
がっかりして帰ってきたのを今でも思い出します。
あれから何年か経ってまた、
マクロビオティックを味わえるチャンスがありました。
それは、銀座「マキシム・ド・パリ」、六本木「パブ・カーディナル」新宿「エル・フラメンコ」など
多くのレストランのプロデュースに携わってこられた花田美奈子さんが
ナチュラルフードプロデューサーとして立ち上げられた「ハナダ・ロッソ」。
花田先生自身、肝臓を壊されたことをキッカケにマクロビオティックを取り入れられたそう・・・。
マクロビオティックにいい印象と思い出がない私でしたが
花田先生の考える『マクロビオティックの食』のあり方に驚きました。
一皿一皿運ばれてくる食事は、色合いも豊かに盛り付けもキレイ!!
伺わないとこれがマクロビの食?とはわからないほど
味がしっかり・・・素材の味・歯ごたえが生える味付けがされていて・・・
視覚も、味覚も大満足!! 本当に美味しい!!
はじめて食べたマクロビ食がこんなに美味しいものだったら
私は迷わず「マクロビ」を極める道に進んでいただろうなぁ・・・と
イメージががらりと変った。
ちなみに写真は、前菜を盛り合わせにしてくださったもので
トマト味のたこは、プリプリのタコの歯ごたえと少し酸味のあるトマトソースが
絶妙に美味しかった。
野菜のピクルス、トマトとモッツアレラチーズのカプレーゼ・・・に見えるでしょ?
実はこのチーズは、大豆から出来たチーズ(ちゃんとチーズぽい香り・味わいがありました)
この後も、大豆で出来たハムが入った野菜たっぷりサラダや
大豆でできた肉団子の黒酢あんかけ。
青汁で作ったパスタ麺を野菜いっぱいとトマト風味の人参ソースかな?と絡めて。
デザートには、お砂糖を使っていないけど、やさしい甘さのガトーショコラと、
小豆のケーキをいただきました。
本当に出てくるお皿が鮮やかで、新しい素材との出会い・食べ合わせ!発見!!
マクロビオティックまだ体験されていない方。
私と一緒なイメージがある方はぜひ、行ってみて!!