はじめての味噌作り—kosococo.姉

卒業式・新学期・・・新しいこと、初めてのことを始めるにはいい季節かなぁ・・・と、
前々からチャレンジしたいなぁ・・・と思っていたことに挑戦することにしました!

それは日本の「伝統食」「おふくろの味」を極めること。

日本の「おふくろの味」はシンプルなのに、実に手のこんだものが多い。
和食には欠かせない主役とはいえない主役!
「つけもの」「味噌汁」「梅干」などなど、
ちゃちゃっと作って「はい、ど~ぞ」というわけにいかないこの「おふくろの味」は、
時間と手間隙かけて愛情がたっぷりこもった品になり、
家族の味覚として心にのこる・・・。すてき!!

そんなおふくろの味デビューがしたくって、
今年初めての味噌作りにチャレンジしました。
先生は、私の幼なじみ!
彼女はすでに自家製味噌を作っていて、昨年仕込んだ味噌をいただ私は、感動した!!
彼女の表面に現れている柔らかい優しさプラス、しっかりした味わいが彼女の内面を・・・・って、
こわいよねこの分析は

とにかく今年はまず、味噌作りからスタート!!

今回味噌作りに必要な材料は、
お味噌屋さんや、お醤油屋さんで販売している「味噌作りセット」を使用。
はじめてのチャレンジなので、万が一失敗してもくいに残らない価格と、
味噌になる材料は素人が厳選するより、プロにお任せの・・・このセットを選んだ。

私が今回お願いしたのは、
富山県綾田町にある『南日味噌醤油株式会社』のもの。

味噌作りセット についてくるのは・・
北海道産大粒大豆
富山県産米の手作り生こうじ
・ 赤穂の天塩
・味噌作りの説明書
とココまではよくあるセット内容だが、
何より嬉しいポリ樽(内フタ付)なとこ。
意外と容器だけを探すのはめんどくさかったりする。
今回味噌作りがうまく行ったら、来年は陶器のツボを購入しよう・・・。

さて、そんなわけではじまった「はじめての味噌作り」は、
あいにくの雨がシトシト降る日であった。

前日丸一日かけて、たっぷりの水につけておいた大豆は、
水分を充分に吸ってふっくら、丸まるしている。

その大豆を、今度は大きな鍋に移したっぷりな水を加えて煮立て、
沸騰したら弱火にしてコトコト火にかけます。
朝7時から火にかけ始め、9時には思った以上に早く大豆が柔らかくなっていました。
親指と、人差し指でつまむとクニュっとつぶれるほどのやわらかさ!

この時点で、一粒パクリ。
優しい大豆の甘さと、香が口の中に広がり美味しい!!
前はよくこの時点で、枝豆と同じように塩を軽くまぶし、借りて来たビデオを見ながらポップコーンの要領で食べていました。

煮えた大豆は一旦ザルに上げ、
人肌より少しあたたかいくらいまで冷まします。
茹で汁は捨てずに取っておきます。
後で味噌の柔らかさを決める大切な水分に使用します。

柔らかく煮えた大豆をいよいよつぶしていきます!
普通なら、すり器を使ったり、
フードプロセッサーを使ったりするのでしょうが、
ここは大胆に!ビニール袋を2枚重ねして、
そばを作るように足踏みでつぶしました。
つぶしすぎないよう時々袋を開けてつぶれ具合をチェック!

大豆が多少残っていい感じに出来ました。

次は、麹と塩を別のボールに入れて、
よーくすりつぶしながら、混ぜ合わしていきます。

よく混ぜ合わせた麹と塩のボールに、
つぶした大豆を加えて、合わせて行きます。
固いようなら大豆の煮汁を加えて固さを調節します。

日本酒を含ませたティッシュで、味噌を入れる容器をよく拭きます。

容器に味噌をクルクル丸めて、
打ちつけるように(空気が入らないように)そこから並べていきます。

味噌を平らにならして、少量の塩を表面にふります。

空気が入らないようにラップで蓋をして、
カビ防止のための「からし」を容器に入れておきます。

落し蓋をして、重石をおきます。

蓋に今日の日付を記載して、しっかり蓋をします。

袋に入れて保存、寝かせます。

6月ごろ一度蓋をあけてカビの出方、味噌の具合をチェックです!

次回6月のチェックの時は、「梅」を使った「梅ジュース」を仕込む予定??!!



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