三沢厚彦さん、公開制作の模様をレポート—kosococo.妹
10/8のブログでご紹介した、
横浜そごう美術館で開催中の三沢厚彦さんの彫刻展「ANIMALS ’08 in YOKOHAMA」、
そのショップの一棚にkosococo.の雑貨ちゃんたちを出品する話を前回いたしました。
今日、商品の搬入日で、明日から店頭に並びます。( ;∀;)
多くの人に、うちのオススメのかわいい雑貨ちゃん達を見ていただけるまたとないチャンスです。
さて、本日は10/19に横浜そごう屋上で行われた、三沢さんの公開制作を見たお話。
横浜そごう内のオイスターバーでおいしぃ~牡蠣を満腹食べた後、
会場であるデパートの屋上へ。
デパートの屋上に上がったのは何年ぶりだろう!
なんか懐かしい。
大勢の子供たち、大人たちに囲まれて、
三沢さんの白くま公開制作が始まりました。
まずおっきな丸太に、ほにょほにょとチョークで白くまの大枠を描きます。
こんなんでいいの、と思うくらい大枠です(笑)
そしてそこにチェーンソーを入れ、その大枠を見ながら
イメージして大きく輪郭を作っていきます。
かわいい作品と反して、すごい体力仕事。
ウウィ~ン!と激しい音とともに木に刃をあてると、
その瞬間、ふわ~っとものすごい木のいいニオイ♪
体力的にきつそうな感じと、音の激しさに反して、
そのいい香りと、「作ってるのは白くまです」っていうギャップが
なんだか面白い!
素材はくすの樹だそうで、公開制作見ながらリラックスできそうです。
…しか~し!見ている方も楽じゃなかったのです!!
いい香りがする=木屑がおもいっきり舞ってくる、のです!
洋服や髪や目に木屑が!
そんな中でも必死に見ている人たちがこれまた面白い。
そのうち木屑だけじゃなくて、
木片も飛んできて、子供がささっと取りにいきます。
何に使うかも分からないけど、ほしいもんですよね、そういうのって。
そんな状況を意ともせず、説明をしながら、もくもくと作業に打ち込む三沢さん。
アーティストならではの集中力ね。
大枠を削ったら、今度はみのや彫刻刀などで細部を削っていき、
最終的に色を塗る、というのがすべての肯定ですが、
時間が限られていたため、
惜しくも公開制作は、みのでカンカンとやる辺りで終わってしまいました。
手順に関しても、語ることにも、なるほどなるほど!うなずきながら、
一時間半飽きることなく見ることができました。
見ていた子供たちの目がキラキラしていて、
小さい頃にこういうのイッパイみるといいよね~と思いつつ、
ほのぼの見ていました。木屑にまみれながら。。
三沢さんの言葉で印象的だったのは、
「一つの作品に何ヶ月もかけるんだけど、
ずっとその作品に集中してると、
ある日その作品から、『もう放っておいてくれ』と言われる時がきて、
『あ、すいませんでした』って感じで、その作品から離れ、
また違う作品を作り始める。」って言ってたことです。
面白すぎます。
11月にそんな三沢さんから彫刻を習うチャンスがあるのですが、
定員埋まってて、キャンセル待ちしてたんですよ、念力を送りながら。
そしたら、見事キャンセルが出まして、
入れることになりました!!!!!
うれっし~~~!!!
やっぱりなんか縁がある(一方的にそう思ってる)な~。
いまから楽しみです~!
とりあえず、今日雑貨の搬入いってきます!